○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ………2
(1)経営成績に関する説明 ………2
(2)財政状態に関する説明 ………4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………4
2.サマリー情報(注記事項)に関する事項 ………5
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 ………5
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更 ………5
3.要約四半期連結財務諸表 ………6
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ………6
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 ………8
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ………10
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………11
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………12
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
<業績の概況>
当第1四半期連結累計期間(2016年4月1日~2016年6月30日)における我が国経済は、政府の経済政策や日本 銀行の金融緩和政策を背景に、企業収益や雇用、所得情勢が改善傾向にあるなど、景気は緩やかな回復基調を維持 しております。しかしながら、中国をはじめとしたアジア新興国経済の減速への警戒感などから、先行きについて は、依然として不透明な状況が続いており、企業の景況感において慎重さが増していることから、消費マインドに 足踏みがみられ、個人消費は概ね横ばいで推移いたしました。
当社グループの属する情報通信分野においては、移動体通信の市場が成熟しつつある中で、政府の競争促進施策
(総務省による携帯電話の料金その他の提供条件に関するタスクフォースの提言等)による、携帯電話端末の「実 質0円」廃止、仮想移動体通信事業者(MVNO)の参入、SIMロック解除の義務化、新料金プランの導入など、市場は 大きく変化しております。また、固定通信市場におきましても、光回線の卸売り販売により、さまざまな事業者が 自社サービスと組み合わせてユーザーに提供することが可能となるなど、同事業分野におけるサービス競争は新た な局面を迎えております。
そのような中、当社グループでは、従来のビジネスである商品・サービスの取次ぎ(販売代理店モデル)に加え、 自社開発商材やMVNOサービス、契約後の継続収益の一部を受け取るレベニューシェア型の商品・サービス(高スト ックモデル)の獲得数を増やすことができました。その結果、販売手数料など販売活動に係る費用は増加しました が、顧客契約数が伸びたことにより、将来の安定した収益源となるストック利益(※)が増加いたしました。
加えて、リアル店舗を運営する中小企業向けに、各業種に特化した予約管理システムの販売等を行う業種別・IT ソリューション事業の契約(保有)店舗数も順調に推移いたしました。また、情報通信以外にも、ウォーターサー バーや保険などの生活に関連するサービスも拡大しており、当社グループの強みである販売力を活かしながら、収 益力の向上を図ってまいりました。
その結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上収益が101,275百万円、営業利益が10,142百万円、税引前四 半期利益が18,067百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が12,378百万円となりました。
なお、㈱USEN及び㈱ティーガイアを持分法適用の範囲に含めたことにより、持分法適用に伴う再測定による利益 6,730百万円をその他の営業外利益として計上しております。
※当社グループが獲得したユーザーによって契約後に毎月支払われる基本契約料金・使用料金・保険料金から得 ら れ る 収 入 か ら 顧 客 維 持 コ ス ト、 提 供 サ ー ビ ス の 原 価 等 を 除 い た 利 益 分 の こ と。収 入 に つ い て は、 通 信 キ ャ リ ア、 保険会社などから受け取る場合と、ユーザーから直接受け取る場合とがあります。
(単位:百万円) 2016年3月期
第1四半期連結累計期間
(2015.4.1~2015.6.30)
2017年3月期 第1四半期連結累計期間
(2016.4.1~2016.6.30)
増減 増減率(%)
売上収益 106,228 101,275 △4,952 △4.7
営業利益 8,690 10,142 1,451 16.7
税引前四半期利益 14,011 18,067 4,055 28.9
親 会 社 の 所 有 者 に 帰 属 す る四半期利益
7,986 12,378 4,392 55.0
<当期のセグメント別の状況>
【法人事業】
法人事業におきましては、主要顧客である中小企業層に対し、訪問販売にてOA機器や環境関連商材、法人向け 携帯電話等の訪問販売などを通じて、業務効率向上とコスト適正化のご提案を行っております。また、コールセ ンターやWEB等では、固定回線やブロードバンド回線などの通信回線サービスの取次ぎ・販売を行っております。
そのような中、当社グループでは、従来のビジネスである商品・サービスの取次ぎ(販売代理店モデル)に加 え、 自 社 開 発 商 材 や MVNO サ ー ビ ス、 契 約 後 の 継 続 収 益 の 一 部 を 受 け 取 る レ ベ ニ ュ ー シ ェ ア 型 の 商 品 ・ サ ー ビ ス
(高ストックモデル)の獲得数を増やすことができました。その結果、販売手数料など販売活動に係る費用は増 加いたしましたが、顧客契約数が伸びたことにより、将来の安定した収益源となるストック利益が増加いたしま した。
加えて、リアル店舗を運営する中小企業向けに、各業種に特化したITソリューションサービスの提案を行う業 種別・ITソリューション事業の契約(保有)店舗数も順調に推移いたしました。
さらに、中小企業におけるエコやコスト削減に対する意識の高まりを背景に、LED照明をはじめとした、業務用 空調機器や太陽光発電システム、ウォーターサーバー等の環境関連商材の販売を行ってまいりました。
その結果、当第1四半期連結累計期間の法人事業の売上収益は63,358百万円、営業利益は7,436百万円となりま した。
【SHOP事業】
SHOP事業におきましては、日本全国で展開する店舗において携帯電話端末や周辺機器、データ通信端末、モバ イルコンテンツ等の販売事業を行っております。
携帯電話販売においては、当社グループにおいても、移動体通信市場の成熟ならびに「実質0円端末」廃止の 影響により、販売台数が落ち込みましたが、携帯電話端末以外のモバイルデータ通信端末の販売を拡大する一方、 店舗の統廃合や当社グループの直営店を当社グループの代理店に譲渡するオフバランスを積極的に行うなど、前 連結会計年度に引き続き、効率的な店舗運営に向けた施策を展開し、効率化を図ってまいりました。
その結果、当第1四半期連結累計期間のSHOP事業の売上収益は31,750百万円、営業利益は3,420百万円となりま した。
【保険事業】
保険事業におきましては、コールセンターや保険ショップにおける各種保険サービスのご提案に加え、顧客基 盤を有する企業へのアポインター派遣を行う派遣事業や、法人向けにコンサルティングサービスを通じた保険代 理店事業を行っております。コールセンター・店舗・WEB・訪問のチャネル展開と連携強化により、販売は好調に 推移いたしました。
その結果、当第1四半期連結累計期間の保険事業の売上収益は6,871百万円、営業利益は587百万円となりまし た。
(2)財政状態に関する説明 (資産、負債及び純資産の状況)
前連結会計年度末
当第1四半期 連結会計期間末
増減
百万円 百万円 百万円
資産 408,004 378,138 △29,865
負債 235,223 207,828 △27,394
資本 172,781 170,310 △2,470
資 産 は、 営 業 債 権 及 び そ の 他 の 債 権 が 減 少 し た こ と 等 に よ り、 前 連 結 会 計 年 度 末 に 比 べ て 29,865 百 万 円 減 少 の 378,138百万円となりました。
負 債 は、 営 業 債 務 及 び そ の 他 の 債 務 が 減 少 し た こ と 等 に よ り、 前 連 結 会 計 年 度 末 に 比 べ て 27,394 百 万 円 減 少 の 207,828百万円となりました。
資 本 は、 そ の 他 の 包 括 利 益 累 計 額 が 増 加 し た こ と 等 に よ り、 前 連 結 会 計 年 度 末 に 比 べ て 2,470 百 万 円 減 少 の 170,310百万円となりました。
(キャッシュ・フローの状況)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
百万円 百万円
営業活動によるキャッシュ・フロー △6,145 2,004
投資活動によるキャッシュ・フロー 2,433 △2,856
財務活動によるキャッシュ・フロー 1,014 △409
現金及び現金同等物の期末残高 41,668 47,679
営業活動によるキャッシュ・フローは、営業債権及びその他の債権の減少等により、2,004百万円のプラスとなり ました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の取得による支出等により、2,856百万円のマイナスとなり ました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期有利子負債の支出等により、409百万円のマイナスとなりました。 以上の結果、現金及び現金同等物の当第1四半期連結会計期間末残高は、47,679百万円となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2016年5月30日の「平成28年3月期 決算短信」で公表いたしました第2四半期
(累計)及び通期の業績予想に変更はありません。
なお、本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、現在入手可能な情報から得られた当社経営 者の判断に基づいております。従いまして、これらの業績見通し等に全面的に依拠することはお控えくださるよう お願いいたします。
2.サマリー情報(注記事項)に関する事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 該当事項はありません。
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更 該当事項はありません。
3.要約四半期連結財務諸表
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円) 注記
移行日
(2015年4月1日)
前連結会計年度
(2016年3月31日)
当第1四半期 連結会計期間
(2016年6月30日) 資産
流動資産
現金及び現金同等物 44,165 52,924 47,679
営業債権及びその他の債権 6 129,275 136,882 116,033
棚卸資産 16,142 14,812 12,772
その他の金融資産 6 2,122 1,839 1,781
その他の流動資産 5,124 7,104 8,201
流動資産合計 196,830 213,563 186,468
非流動資産
有形固定資産 18,936 18,767 18,715
のれん 24,216 23,646 23,276
無形資産 5,687 6,619 6,761
持 分 法 で 会 計 処 理 さ れ て い る 投 資
11,076 11,746 46,294
その他の金融資産 6 137,618 130,845 93,521
繰延税金資産 2,089 2,302 2,563
その他の非流動資産 460 512 537
非流動資産合計 200,086 194,440 191,670
資産合計 396,916 408,004 378,138
(単位:百万円) 注記
移行日
(2015年4月1日)
前連結会計年度
(2016年3月31日)
当第1四半期 連結会計期間
(2016年6月30日) 負債及び資本
負債 流動負債
営業債務及びその他の債務 102,620 98,858 80,508
有利子負債 6 41,064 58,315 62,506
未払法人所得税 12,324 11,191 2,350
その他の金融負債 55 57 93
その他の流動負債 8,428 7,800 6,754
流動負債合計 164,493 176,223 152,212
非流動負債
有利子負債 6 38,351 41,292 39,793
確定給付負債 554 616 631
引当金 1,129 951 959
その他の非流動負債 1,252 2,075 2,690
繰延税金負債 17,443 14,063 11,539
非流動負債合計 58,730 58,999 55,615
負債合計 223,224 235,223 207,828
資本
資本金 54,259 54,259 54,259
資本剰余金 23,009 15,545 15,185
利益剰余金 49,475 63,735 73,792
自己株式 △8,749 △8,269 △8,189
その他の包括利益累計額 41,004 33,334 23,493
親会社の所有者に帰属する 持分合計
158,999 158,605 158,541
非支配持分 14,692 14,175 11,768
資本合計 173,692 172,781 170,310
負債及び資本合計 396,916 408,004 378,138
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 要約四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円) 注記
前第1四半期連結累計期間
(自 2015年4月1日 至 2015年6月30日)
当第1四半期連結累計期間
(自 2016年4月1日 至 2016年6月30日)
売上収益 106,228 101,275
売上原価 37,942 38,199
売上総利益 68,286 63,076
その他の収益 152 789
販売費及び一般管理費 59,441 53,597
その他の費用 306 125
営業利益 8,690 10,142
金融収益 5,633 3,244
金融費用 379 2,546
持分法による投資損益 72 496
その他の営業外損益 8 △5 6,730
税引前四半期利益 14,011 18,067
法人所得税費用 6,144 5,202
四半期利益 7,867 12,865
四半期利益の帰属
親会社の所有者 7,986 12,378
非支配持分 △118 487
四半期利益 7,867 12,865
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 9 172.82 266.36
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 9 172.15 265.54
要約四半期連結包括利益計算書 第1四半期連結累計期間
(単位:百万円) 注記
前第1四半期連結累計期間
(自 2015年4月1日 至 2015年6月30日)
当第1四半期連結累計期間
(自 2016年4月1日 至 2016年6月30日)
四半期利益 7,867 12,865
その他の包括利益
売却可能金融資産 420 △9,713
在外営業活動体の換算差額 △1 △131
確定給付制度の再測定 0 0
持 分 法 適 用 会 社 に お け る そ の 他 の 包 括 利 益に対する持分相当額
15 △41
税引後その他の包括利益 435 △9,886
四半期包括利益合計 8,302 2,979
四半期包括利益合計の帰属
親会社の所有者 8,295 2,537
非支配持分 7 441
四半期包括利益合計 8,302 2,979
(3)要約四半期連結持分変動計算書
(単位:百万円) 親会社の所有者に帰属する持分
注記 資本金
資本 剰余金
利益 剰余金
自己 株式
その他の 包括利益 累計額
合計
非支配 持分
資本 合計
2015年4月1日 54,259 23,009 49,475 △8,749 41,004 158,999 14,692 173,692
四半期包括利益
四半期利益 - - 7,986 - - 7,986 △118 7,867
その他の包括利益 - - - - 309 309 126 435
四半期包括利益合計 - - 7,986 - 309 8,295 7 8,302
所有者との取引額等
剰余金の配当 5 - - △1,848 - - △1,848 △379 △2,228
連結範囲の変動 - - 0 - - 0 △35 △35
支配継続子会社に対する 持分変動
- △1,484 - - - △1,484 △644 △2,128
自己株式の取得及び処分 - 8 - △13 - △5 - △5
株式報酬取引 △13 - - - △13 - △13
所有者との取引額等合計 - △1,489 △1,848 △13 - △3,352 △1,059 △4,411
2015年6月30日 54,259 21,519 55,613 △8,763 41,313 163,942 13,640 177,583
当第1四半期連結累計期間(自 2016年4月1日 至 2016年6月30日)
(単位:百万円) 親会社の所有者に帰属する持分
注記 資本金
資本 剰余金
利益 剰余金
自己 株式
その他の 包括利益 累計額
合計
非支配 持分
資本 合計
2016年4月1日 54,259 15,545 63,735 △8,269 33,334 158,605 14,175 172,781
四半期包括利益
四半期利益 - - 12,378 - - 12,378 487 12,865
その他の包括利益 - - - - △9,840 △9,840 △45 △9,886
四半期包括利益合計 - - 12,378 - △9,840 2,537 441 2,979
所有者との取引額等
剰余金の配当 5 - - △2,366 - - △2,366 △410 △2,777
連結範囲の変動 - - 45 - - 45 △1,988 △1,942
支配継続子会社に対する 持分変動
- △327 - - - △327 △449 △777
自己株式の取得及び処分 - △8 - 80 - 71 - 71
株式報酬取引 - △24 - - - △24 - △24
所有者との取引額等合計 - △360 △2,321 80 - △2,601 △2,848 △5,450
2016年6月30日 54,259 15,185 73,792 △8,189 23,493 158,541 11,768 170,310
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円) 注記
前第1四半期連結累計期間
(自 2015年4月1日 至 2015年6月30日)
当第1四半期連結累計期間
(自 2016年4月1日 至 2016年6月30日) 営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 14,011 18,067
減価償却費及び償却費 1,268 1,393
金融収益 △5,633 △3,244
金融費用 379 2,546
持分法による投資損益(△は益) △72 △496
持分法適用に伴う再測定による利益 - △6,730
営業債権及びその他の債権の増減(△は増加) 23,245 20,737
営業債務及びその他の債務の増減(△は減少) △28,055 △17,814
棚卸資産の増減(△は増加) 3,174 1,901
その他 △366 △2,450
小計 7,952 13,909
利息の受取額 28 137
配当金の受取額 811 813
利息の支払額 △153 △167
法人所得税の支払額又は還付額 △14,784 △12,688
営業活動によるキャッシュ・フロー △6,145 2,004
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産及び無形資産の取得による支出 △2,641 △1,392
有形固定資産及び無形資産の売却による収入 164 95
投資有価証券の取得による支出 △3,275 △7,507
投資有価証券の売却による収入 8,138 3,839
子会社の支配獲得による収支(△は支出) △16 △458
子会社の支配喪失による収支(△は支出) △60 2
貸付けによる支出 △640 △628
貸付金の回収による収入 802 2,773
その他 △38 419
投資活動によるキャッシュ・フロー 2,433 △2,856
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期有利子負債の収支(△は支出) 5,117 4,986
長期有利子負債の収入 5,187 1,800
長期有利子負債の支出 △4,315 △3,935
非支配持分からの払込みによる収入 11 21
自己株式の取得による支出 △40 △3
配当金の支払額 5 △1,845 △2,346
非支配持分への配当金の支払額 △347 △348
非支配持分からの子会社持分取得による支出 △2,090 △647
その他 △661 64
財務活動によるキャッシュ・フロー 1,014 △409
現金及び現金同等物に係る換算差額 199 △1,170
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △2,497 △2,432
現金及び現金同等物の期首残高 44,165 52,924
連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額 - △2,812
現金及び現金同等物の四半期末残高 41,668 47,679
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 1.報告企業
株式会社光通信(当社)は日本に所在する株式会社であり、東京証券取引所に株式を上場しております。登記上の 本社の住所は東京都豊島区西池袋一丁目4番10号であります。当第1四半期連結会計期間(2016年4月1日から2016 年6月30日まで)及び当第1四半期連結累計期間(2016年4月1日から2016年6月30日まで)の要約四半期連結財務 諸表は、当社及びその子会社(以下「当社グループ」という。)並びに関連会社に対する当社グループの持分から構成 されております。当社グループの最上位の親会社は株式会社光通信であります。当社グループは、主に情報通信分野 において様々な事業に取り組んでおります。
詳細は、「注記7.事業セグメント」に記載しております。
2. 要約四半期連結財務諸表作成の基礎
(1) IFRSに準拠している旨及び初度適用に関する事項
当社の要約四半期連結財務諸表は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」 の要件を満たすことから、IAS第34号に準拠して作成されております。
当社グループは、2016年4月1日に開始する連結会計年度の第1四半期連結会計期間よりIFRSを初めて適用して おり、本要約四半期連結財務諸表がIFRSに準拠して作成する最初の要約四半期連結財務諸表となります。IFRSへの 移行日は2015年4月1日であります。従前の会計基準は日本基準であり、日本基準による直近の連結財務諸表に表 示されている会計期間の末日は2016年3月31日であります。
また、当社グループが適用しているIFRS第1号「国際財務報告基準の初度適用」が与える影響については、「注 記11.初度適用」に記載しております。
(2) 測定の基礎
本要約四半期連結財務諸表は注記3に記載する会計方針に基づいて作成されております。資産及び負債の残高は、 公正価値で測定している金融商品などを除き、取得原価を基礎として計上しております。
(3) 機能通貨及び表示通貨
本要約四半期連結財務諸表は当社の機能通貨である円(百万円単位、単位未満切捨て)で表示しております。
(4) 未適用の公表済み基準書
本要約四半期連結財務諸表の承認日までに主に以下の基準書の新設又は改訂が公表されておりますが、2016年6 月30日現在において強制適用されるものではなく、当社グループでは早期適用しておりません。
適用による当社グループへの影響は検討中であり、見積もることはできません。
基準書 基準名
強制適用時期
(以後開始年度)
当社グループ 適用時期
新設・改訂の概要 IFRS第9号 金融商品 2018年1月1日 未定
金 融 商 品 の 分 類、 測 定 及 び 認 識、 な ら び に ヘ ッ ジ 会計に関する改訂
IFRS第15号
顧客との契約から生 じる収益
2018年1月1日 未定
収 益 の 認 識 に 関 す る 会 計 処理の改訂
IFRS第16号 リース 2019年1月1日 未定
リ ー ス の 認 識 に 関 す る 会 計処理の改訂
3.重要な会計方針
以下の会計方針は、本要約四半期連結財務諸表(IFRS移行日の要約連結財政状態計算書を含む)に記載されている 全ての期間に適用しております。
(1) 連結の基礎 a.子会社
子会社とは、当社により支配されている企業をいいます。
支配とは、投資先に対するパワー、投資先への関与により生じる変動リターンに対するエクスポージャー又は権 利、及び投資先に対するパワーにより当該リターンに影響を及ぼす能力の全てを有している場合をいいます。
子会社については、支配獲得日から支配喪失日までの期間を連結しております。
子会社が採用する会計方針が当社グループの会計方針と異なる場合には、必要に応じて当該子会社の財務諸表に 調整を行っております。
非支配持分は、当初の支配獲得日での持分額及び支配獲得日からの非支配持分の変動から構成されております。 子会社の包括利益は、たとえ非支配持分が負の残高になる場合であっても、原則として親会社の所有者に帰属す る持分と非支配持分に配分します。
グループ内の債権債務残高、取引、及びグループ内取引によって発生した未実現損益は、連結財務諸表作成にあ たり消去しております。
支配を喪失しない子会社に対する持分の変動は、資本取引として会計処理しております。当社グループの持分及 び非支配持分の帳簿価額は、子会社に対する持分の変動を反映して調整しております。
非支配持分を調整した額と支払対価又は受取対価の公正価値との差額は資本に直接認識し、親会社の所有者に帰 属させます。
当社が子会社の支配を喪失する場合、関連する損益は以下の差額として算定しております。
・受取対価の公正価値及び残存持分の公正価値の合計
・子会社の資産(のれんを含む)、負債及び非支配持分の支配喪失時の帳簿価額(純額)
子会社について、それまで認識していたその他の包括利益累計額は、純損益に振り替えております。
b.関連会社
関連会社とは、当社がその企業の財務及び経営方針に対して重要な影響力を有しているものの、支配又は共同支 配を有していない企業をいいます。
関連会社に対する投資は、取得原価で当初認識した後、持分法による会計処理により、重要な影響力を有した日 から喪失する日までの純損益及びその他の包括利益の当社グループの持分を認識し、投資額を修正しております。
関連会社の損失が、当社グループの当該会社に対する投資持分を超過する場合は、実質的に当該会社に対する正 味投資の一部を構成する長期投資を零まで減額し、当社グループが当該会社に対して法的債務又は推定的債務を負 担する、又は代理で支払いを行う場合を除き、それ以上の損失については認識しておりません。
関連会社との取引から発生した未実現損益は、当社グループの持分を上限として投資に加減算しております。 関連会社に対する投資の取得原価が、取得日に認識された識別可能な資産及び負債の正味の公正価値の当社グル ープの持分を超える金額は、のれんとして認識し、関連会社に対する投資の帳簿価額に含めております。
当該のれんは区分して認識されないため、のれん個別での減損テストは実施しておりません。これに代わり、関 連会社に対する投資の総額を単一の資産として、投資が減損している可能性を示唆する客観的な証拠が存在する場 合に、減損テストを実施しております。
(2) 企業結合
企業結合は支配獲得日に、取得法によって会計処理しております。
企業結合時に引き渡した対価は、当社グループが移転した資産、当社グループが引き受けた被取得企業の旧所有 者の負債、及び支配獲得日における当社グループが発行した資本性金融商品の公正価値の合計として測定しており ます。取得関連費用は発生時に純損益で認識しております。
支配獲得日において、取得した識別可能な資産及び引受けた負債は、以下を除き、支配獲得日における公正価値 で認識しております。
・繰延税金資産または繰延税金負債、及び従業員給付に係る資産又は負債は、それぞれIAS第12号「法人所得税」 及びIAS第19号「従業員給付」に従って認識し、測定
・被取得企業の株式に基づく報酬契約、又は被取得企業の株式に基づく報酬契約の当社グループの制度への置換 えのために発行された負債又は資本性金融商品は、支配獲得日にIFRS第2号「株式に基づく報酬」に従って測 定
・ 売 却 目 的 に 分 類 さ れ る 資 産 又 は 処 分 グ ル ー プ は、 IFRS 第 5 号 「 売 却 目 的 で 保 有 す る 非 流 動 資 産 及 び 非 継 続 事 業」に従って測定
のれんは、移転した対価と被取得企業の非支配持分の金額の合計が、支配獲得日における識別可能な資産及び負 債の正味価額を上回る場合にその超過額として測定しております。この差額が負の金額である場合には、直ちに純 損益で認識しております。
当社グループは、 非支配持分を当社グループで認識した識別可能純資産に対する非支配持分の比例割合で測定し ております。段階的に達成する企業結合の場合、当社グループが以前に保有していた被取得企業の持分は支配獲得 日の公正価値で再測定し、発生した利得または損失は純損益で認識しております。
企業結合の当初の会計処理が期末日までに完了しない場合、当社グループは、完了していない項目については暫 定的な金額で報告しております。その後、新たに入手した支配獲得日時点に存在していた事実と状況について、支 配獲得日時点に把握していたとしたら企業結合処理の認識金額に影響を与えていたと判断される場合、測定期間の 修正として、支配獲得日に認識した暫定的な金額を遡及的に修正いたします。測定期間は支配獲得日から最長で1 年間としております。
支配獲得日前に計上していた被取得企業の持分の価値の変動に係るその他の包括利益の金額は、純損益で認識し ております。
IFRS移行日前の企業結合により生じたのれんは、従前の会計基準(日本基準)で認識していた金額をIFRS移行日 時点で引き継ぎ、これに減損テストを実施した後の帳簿価額で計上しております。
(3) 金融商品 a.金融商品
金融資産及び金融負債は、当社グループが金融商品の契約上の当事者になった時点で認識しております。 金融資産及び金融負債は当初認識時において公正価値で測定しております。純損益を通じて公正価値で測定する 金 融 資 産 ( 以 下 「 FVTPL の 金 融 資 産 」) 及 び 純 損 益 を 通 じ て 公 正 価 値 で 測 定 す る 金 融 負 債 ( 以 下 「 FVTPL の 金 融 負 債」)を除き、金融資産の取得及び金融負債の発行に直接起因する取引コストは、当初認識時において、金融資産 の公正価値に加算又は金融負債の公正価値から減算しております。FVTPLの金融資産及びFVTPLの金融負債の取得に 直接起因する取引コストは純損益で認識しております。
b.非デリバティブ金融資産
非デリバティブ金融資産は、「FVTPLの金融資産」、「満期保有投資」、「貸付金及び債権」又は「売却可能金 融資産」に分類しております。この分類は、金融資産の性質と目的に応じて、当初認識時に決定しております。
通常の方法による全ての金融資産の売買は、約定日に認識及び認識の中止を行っております。通常の方法による 売買とは、市場における規則又は慣行により一般に認められている期間内での資産の引渡しを要求する契約による 金融資産の購入又は売却をいいます。
(a) FVTPLの金融資産
金融資産は、売買目的保有であるか、又はFVTPLの金融資産に指定した場合に、「FVTPLの金融資産」に分類し ております。
FVTPLの金融資産には、文書化されたリスク管理方針又は投資戦略に従った投資管理を行い、その実績を公正価 値 で 測 定 し、 こ れ に 基 づ い た 業 績 評 価 及 び 投 資 判 断 を マ ネ ジ メ ン ト が 行 っ て い る 金 融 資 産 を 指 定 し て お り ま す。 また、組込デリバティブを主契約から分離することを要求されているものの、取得時もしくはその後の期末日現 在のいずれかにおいて、その組込デリバティブを分離して測定できない金融資産について、その混合契約全体を FVTPLの金融資産に指定しております。
当初認識後、FVTPLの金融資産は公正価値で測定し、公正価値の変動から生じる評価損益、配当収益及び利息収 益は純損益で認識しております。FVTPLの金融資産の公正価値は、「注記6.金融商品」で記載している方法によ り測定しております。
(b) 貸付金及び債権
支払額が固定されているか又は決定可能なデリバティブ以外の金融資産のうち、活発な市場での公表価格がな いものは「貸付金及び債権」に分類しております。
当 初 認 識 後、 貸 付 金 及 び 債 権 は 実 効 金 利 法 に よ る 償 却 原 価 か ら 減 損 損 失 を 控 除 し た 金 額 で 測 定 し て お り ま す。 実効金利法による利息収益は純損益で認識しております。
(c) 売却可能金融資産
以下のいずれかに該当する場合には「売却可能金融資産」に分類しております。
・「売却可能金融資産」に指定した場合
・「FVTPLの金融資産」、「満期保有投資」及び「貸付金及び債権」のいずれにも分類しない場合
当初認識後、売却可能金融資産は公正価値で測定し、公正価値の変動から生じる評価損益は、その他の包括利 益で認識しております。売却可能金融資産の公正価値は、「注記6.金融商品」で記載の方法により測定してお ります。売却可能金融資産に分類された貨幣性金融資産から生じる為替差損益、売却可能金融資産に係る実効金 利法による利息収益及び受取配当金は、純損益で認識しております。
(d) 金融資産の減損
FVTPL の金融資産以外の金融資産のうち、売却可能金融資産に分類された資本性金融商品は期末日ごとに 、そ れ以外の資産は期末日に減損の客観的証拠の有無を判断しております。金融資産について、客観的証拠により当 初認識後に損失事象の発生があり、かつ、その事象による金融資産の見積将来キャッシュ・フローへのマイナス の影響が合理的に予測できる場合に減損損失を認識しております。
売却可能金融資産に分類された資本性金融商品については、著しく又は長期に公正価値が取得原価を下回る場 合に、減損の客観的な証拠があると判断しております。その他に全ての金融資産について、減損の客観的な証拠 として、以下の項目を含めております。
・発行体又は債務者の重大な財政的困難
・利息又は元本の支払不履行又は遅延などの契約違反
・債務者の破産又は財務的再編成に陥る可能性が高くなったこと
・金融資産についての活発な市場が消滅したこと
当社グループは、減損の存在に関する客観的な証拠の有無を、個別に重要な場合は個別評価、個別に重要でな い場合は集合的評価により検討しております。
貸付金及び債権又は満期保有投資に対する減損の客観的な証拠がある場合は、その資産の帳簿価額と見積将来 キャッシュ・フローを当初の実効金利で割り引いた現在価値との差額を減損損失とし、純損益で認識しておりま す。貸付金及び債権は貸倒引当金を用いて減損損失を認識し、その後債権が回収不能であると判断した場合には、 貸倒引当金と相殺して帳簿価額を直接減額しております。
売却可能金融資産に減損の客観的な証拠がある場合は、それまで認識していたその他の包括利益累計額を純損 益に振り替えております。売却可能金融資産に分類された資本性金融商品は、減損損失の戻入れは行っておりま せん。
(e) 金融資産の認識の中止
当社グループは、金融資産から生じるキャッシュ・フローに対する契約上の権利が消滅した場合、又は金融資 産を譲渡し、その金融資産の所有に係るリスクと経済価値を実質的に全て移転した場合に、当該金融資産の認識 を中止しております。
c.非デリバティブ金融負債
当社グループではデリバティブ以外の金融負債として、有利子負債、営業債務及びその他の債務を有しており、 当初認識後、実効金利法による償却原価で測定しております。
金 融 負 債 は 義 務 を 履 行 し た 場 合、 も し く は 債 務 が 免 責、 取 消 し 又 は 失 効 と な っ た 場 合 に 認 識 を 中 止 し て お り ま す。
d.デリバティブ 組込デリバティブ
主契約である非デリバティブ金融資産に組み込まれているデリバティブ(組込デリバティブ)は、組込デリバテ ィブの経済的特徴とリスクが主契約の経済的特徴とリスクに密接に関連せず、組込デリバティブを含む金融商品全 体がFVTPLの金融資産に分類されない場合には、組込デリバティブを主契約から分離し、独立したデリバティブと して会計処理しております。組込デリバティブを主契約から分離することを要求されているものの、取得時もしく はその後の期末日現在のいずれかにおいて、その組込デリバティブを分離して測定できない場合には、混合契約全 体をFVTPLの金融資産に指定し会計処理しております。
e.金融資産及び金融負債の相殺
金融資産及び金融負債は、認識された金額を相殺する法的に強制力のある権利を有し、かつ純額で決済するか又 は資産の実現と負債の決済を同時に行う意図を有する場合にのみ、連結財政状態計算書上で相殺し、純額で表示し ております。
(4) 現金及び現金同等物
現金及び現金同等物は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動につ いて僅少なリスクしか負わない取得日から3ヵ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。
(5) 棚卸資産
棚卸資産は、原価と正味実現可能価額のいずれか低い金額で測定しております。棚卸資産は、主に商品から構成 され、原価は、購入原価ならびに現在の場所及び状態に至るまでに発生したその他の全ての原価を含めております。 原価は、主として総平均法を用いて算定しております。
正味実現可能価額は、通常の事業の過程における見積販売価格から、販売に要する見積費用を控除して算定して おります。
(6) 有形固定資産(リース資産を除く)
有形固定資産の測定には原価モデルを採用し、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額 で測定しております。取得原価には、当該資産の取得に直接付随する費用、解体・除去及び設置場所の原状回復費 用の当初見積額を含めております。
減価償却費は、償却可能価額を各構成要素の見積耐用年数にわたって、主として定額法により算定しております。 償却可能価額は、資産の取得価額から残存価額を差し引いて算出しております。土地及び建設仮勘定は減価償却を 行っておりません。
主要な有形固定資産項目ごとの見積耐用年数は、以下のとおりです。 建物及び構築物
3~50年
機械装置及び運搬具 2~17年
工具、器具及び備品 3~20年
資産の減価償却方法、耐用年数及び残存価額は各年度末に見直し、変更がある場合は、会計上の見積りの変更と して将来に向かって適用しております。
(7) のれん
当 初 認 識 時 に お け る の れ ん の 測 定 は、「 注 記 3. 重 要 な 会 計 方 針 ( 2) 企 業 結 合 」 に 記 載 し て お り ま す。の れ ん は、取得原価から減損損失累計額を控除した金額で測定しております。
のれんは償却を行わず、配分した資金生成単位又は資金生成単位グループに減損の兆候がある場合、及び減損の 兆候の有無に関わらず各年度の一定時期に、減損テストを実施しております。減損については「注記3.重要な会 計方針(10)非金融資産の減損」に記載しております。
なお、関連会社の取得により生じたのれんに関する当社グループの会計方針は、「注記3.重要な会計方針(1) 連結の基礎」に記載しております。
(8) 無形資産(リース資産を除く)
無形資産の測定には原価モデルを採用し、取得原価から償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額で測定し ております。
個別に取得した無形資産は、当初認識時に取得原価で測定しております。 主要な無形資産項目ごとの見積耐用年数は、以下のとおりであります。
ソフトウエア 5年
資産の償却方法、耐用年数及び残存価額は各年度末に見直し、変更がある場合は、会計上の見積りの変更として 将来に向かって適用しております。
(9) リース資産
当社グループでは、契約がリースであるか否か、又はその契約にリースが含まれているか否かについて、契約開 始日における契約の実質を基に判断しております。
リース取引は、資産の所有に伴うリスクと経済価値のほとんど全てを借手に移転する場合、ファイナンス・リー ス取引に分類し、他のリース取引はオペレーティング・リース取引に分類しております。リース期間が資産の経済 的耐用年数の大部分を占めている場合や最低リース料総額の現在価値が資産の公正価値のほとんど全てとなる場合 な ど は、 資 産 の 所 有 に 伴 う リ ス ク と 経 済 価 値 の ほ と ん ど 全 て が 移 転 し て い る と 判 断 し て お り ま す。リ ー ス 期 間 は、 解約不能期間に加え、リース開始日において更新オプションの行使が合理的に確実視されている期間を合計した期 間としております。
a.ファイナンス・リース取引
(借手側)
リース資産及びリース債務は、リース開始日の公正価値又は最低支払リース料総額の現在価値のいずれか低い 金額で当初認識しております。
当初認識後は、その資産に適用される会計方針に基づいて会計処理しております。リース料支払額は、各期の 債務残高に対する一定の期間利子率となるよう、財務費用と各期のリース債務残高の返済部分に按分しておりま す。
(貸手側)
正味リース投資未回収額をリース債権として認識し、受取リース料総額をリース債権元本相当部分と利息相当 部分とに区分し、受取リース料の利息相当部分への各期の配分額は、利息法により算定のうえ、受取利息に含め て表示しております。
b.オペレーティング・リース取引
(借手側)
オペレーティング・リース取引のリース期間における支払リース料総額は、当該リース期間にわたって定額法 により費用として認識しております。
(貸手側)
オペレーティング・リース取引のリース期間における受取リース料総額は、当該リース期間にわたって定額法 により収益として認識しております。
(10)非金融資産の減損
a.有形固定資産及び無形資産の減損
当社グループでは、期末に、有形固定資産および無形資産が減損している可能性を示す兆候の有無を判断してお ります。
減損の兆候がある場合には、回収可能価額の見積りを実施しております。個々の資産の回収可能価額を見積もる こ と が で き な い 場 合 に は、 そ の 資 産 の 属 す る 資 金 生 成 単 位 の 回 収 可 能 価 額 を 見 積 も っ て お り ま す。資 金 生 成 単 位 は、他の資産又は資産グループからおおむね独立したキャッシュ・イン・フローを生み出す最小単位の資産グルー プとしております。
耐用年数が確定できない無形資産及び未だ利用可能でない無形資産は、減損の兆候がある場合、及び減損の兆候 の有無に関わらず各年度の一定時期に、減損テストを実施しております。
回収可能価額は、処分コスト控除後の公正価値と使用価値のいずれか高い方で算定しております。使用価値は、 見積将来キャッシュ・フローを貨幣の時間価値及びその資産の固有のリスクを反映した税引前の割引率を用いて現 在価値に割り引いて算定しております。
資産又は資金生成単位の回収可能価額が帳簿価額を下回る場合には、その帳簿価額を回収可能価額まで減額し、 減損損失は純損益で認識しております。
のれん以外の資産における過年度に認識した減損損失については、期末において、減損損失の減少又は消滅を示 す兆候の有無を判断しております。減損の戻入れの兆候がある場合には、その資産又は資金生成単位の回収可能価 額の見積りを行っております。回収可能価額が、資産または資金生成単位の帳簿価額を上回る場合には、回収可能 価額と過年度に減損損失が認識されていなかった場合の償却又は減価償却控除後の帳簿価額とのいずれか低い方を 上限として、減損損失の戻入れを実施しております。
b.のれんの減損
当社グループでは、期末に、のれんが減損している可能性を示す兆候の有無を判断しております。
のれんは、企業結合のシナジーから便益を享受できると期待される資金生成単位又は資金生成単位グループに配 分し、その資金生成単位又は資金生成単位グループに減損の兆候がある場合、及び減損の兆候の有無に関わらず各 年度の一定時期に、減損テストを実施しております。減損テストにおいて資金生成単位又は資金生成単位グループ の回収可能価額が帳簿価額を下回る場合には、減損損失は資金生成単位又は資金生成単位グループに配分されたの れんの帳簿価額から減額し、次に資金生成単位又は資金生成単位グループにおけるその他の資産の帳簿価額の比例 割合に応じて各資産の帳簿価額から減額しております。
のれんの減損損失は純損益に認識し、その後の期間に戻入れは行っておりません。
(11)引当金
引当金は、当社グループが過去の事象の結果として、現在の法的債務又は推定的債務を負い、債務の決済を要求 される可能性が高く、かつ、その債務の金額について信頼性のある見積りが可能な場合に認識しております。
引当金は、期末日における債務に関するリスクと不確実性を考慮に入れた見積将来キャッシュ・フローを貨幣の 時間価値及びその負債に特有のリスクを反映した税引前の利率を用いて現在価値に割り引いて測定しております。
当社グループは引当金として、資産除去債務を認識しております。
(12)自己株式
自己株式を取得した場合は、資本の控除項目として認識しております。自己株式の購入、売却又は消却において 損益は認識しておりません。なお、帳簿価額と売却時の対価との差額は資本剰余金として認識しております。
(13)収益認識
当社グループにおける収益は、受領した、又は受領可能な対価の公正価値で測定しております。公正価値は、値 引き、割戻し等を差し引いた後の金額であります。
a.物品の販売
物品の販売から生じた収益は、物品の所有に伴う重要なリスク及び経済価値が顧客に移転したこと、販売した 物品に対して継続的な管理上の関与がないこと、その取引に関連する経済的便益が企業に流入する可能性が高く、 その取引に関連して発生した原価と収益の額が信頼性をもって測定できることの要件が満たされた時点で行って おり、通常は物品が顧客に引き渡された時点で収益を認識しております。
b.役務の提供
役務の提供から生じた収益は、役務の提供の成果が信頼性をもって見積もることができる場合は、各報告期間 の期末日における取引の進捗度に従って収益を認識しております。
c.収益の総額表示と純額表示
当事者として関与している取引は総額を収益として表示し、代理人として関与している取引は収益にかかる原 価を差し引いた純額のみを収益として表示しております。
d.利息収益
利息収益は、実効金利法により認識しております。 e.配当金
配当は、配当を受ける株主の権利が確定した時に収益を認識しております。
(14)法人所得税
法人所得税は当期税金及び繰延税金から構成され、企業結合から生じる税金、及びその他の包括利益又は直接資 本に認識する項目から生じる税金を除き、純損益で認識しております。
当 期 税 金 は 税 務 当 局 に 対 す る 納 付 又 は 税 務 当 局 か ら の 還 付 が 予 想 さ れ る 金 額 で 測 定 し、 税 額 の 算 定 に お い て は、 期末日に制定又は実質的に制定されている税率及び税法を使用しております。
繰延税金資産は、将来減算一時差異、繰越欠損金及び繰越税額控除について、将来の課税所得により使用できる 可能性が高い範囲内で認識しております。また、繰延税金資産は期末日に回収可能性の見直しを実施しております。
ただし、繰延税金資産は、企業結合以外の取引で、かつ、会計上の利益にも課税所得にも影響を及ぼさない取引 における資産又は負債の当初認識から生じる一時差異には認識しておりません。
子会社及び関連会社に対する投資に係る将来減算一時差異については、一時差異が予測可能な将来に解消する可 能性が高く、かつ、当該一時差異が使用できる課税所得の生じる可能性が高い場合のみ、繰延税金資産を認識して おります。
繰延税金負債は、以下の一時差異を除き、原則として将来加算一時差異について認識しております。
・企業結合以外の取引で、かつ、会計上の利益にも課税所得にも影響を及ぼさない取引における資産又は負債の 当初認識から生じる一時差異
・のれんの当初認識から生じる将来加算一時差異
・子会社及び関連会社に対する投資に係る将来加算一時差異のうち、一時差異の解消時期をコントロールするこ とができ、予測可能な将来に当該一時差異が解消しない可能性が高い場合
繰延税金資産及び負債は、期末日に制定又は実質的に制定されている法律に基づいて、当該資産が実現される又 は負債が決済される時点において適用されると予測される税率を用いて測定しております。
繰延税金資産及び負債は、当期税金資産及び負債を相殺する法律上強制力のある権利を有し、かつ、法人所得税 が同一の税務当局によって同一の納税主体に課されている場合に相殺しております。
(15)1株当たり利益
基本的1株当たり四半期利益は、親会社の所有者に帰属する利益を、その期間の自己株式を調整した発行済普通 株式の加重平均株式数で除して算定しております。
希薄化後1株当たり四半期利益は、全ての希薄化効果のある潜在株式が転換されたと仮定して、親会社の所有者 に帰属する利益及び自己株式を調整した発行済普通株式の加重平均株式数を調整することにより算定しております。
4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断
IFRSに準拠した要約四半期連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用ならびに資産、負債、収益及 び費用の金額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定を行うことが要求されております。実際の業績は、その性質上こ れらの見積りとは異なる場合があります。
見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直されます。会計上の見積りの見直しによる影響は、見積りを見直し た会計期間及びそれ以降の将来の会計期間において認識されます。
経営者が行った要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える判断及び見積りは以下のとおりであります。
・非金融資産の減損(注記3.重要な会計方針(10)非金融資産の減損)
・繰延税金資産の回収可能性(注記3.重要な会計方針(14)法人所得税)
・金融商品の公正価値測定(注記6.金融商品(レベル3の金融商品の公正価値測定))
5.配当
(1) 前第1四半期連結累計期間(自 2015年4月1日至 2015年6月30日) a.配当金支払額
決議 株式の種類
配当金の総額 (百万円)
1株当たり 配当額(円)
基準日 効力発生日
2015年5月20日 取締役会
普通株式 1,848 40 2015年3月31日 2015年6月11日
b.基準日が前第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が前第1四半期連結会計期間末後と なるもの
決議 株式の種類
配当金の総額 (百万円)
1株当たり 配当額(円)
基準日 効力発生日
2015年8月12日 取締役会
普通株式 2,079 45 2015年6月30日 2015年9月4日
(2) 当第1四半期連結累計期間(自 2016年4月1日至 2016年6月30日) a.配当金支払額
決議 株式の種類
配当金の総額 (百万円)
1株当たり 配当額(円)
基準日 効力発生日
2016年5月20日 取締役会
普通株式 2,369 51 2016年3月31日 2016年6月7日
b.基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間末後と なるもの
決議 株式の種類
配当金の総額 (百万円)
1株当たり 配当額(円)
基準日 効力発生日
2016年8月15日 取締役会
普通株式 2,370 51 2016年6月30日 2016年9月2日
6.金融商品
金融商品は、その公正価値の測定にあたって、その公正価値の測定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に 応じて、公正価値ヒエラルキーの3つのレベルに分類しております。当該分類において、それぞれの公正価値のヒエ ラルキーは、以下のように定義しております。
レベル1:同一の資産又は負債の活発な市場における(無調整の)相場価格により測定した公正価値 レベル2:レベル1以外の直接又は間接的に観察可能なインプットを使用して測定した公正価値 レベル3:重要な観察可能でないインプットを使用して測定した公正価値
当社グループは、公正価値の測定に使用される公正価値の階層のレベルを、公正価値の測定の重要なインプットの 最も低いレベルによって決定しております。
(1)経常的に公正価値で測定する金融商品
①公正価値のヒエラルキー
公正価値の階層ごとに分類された、金融商品は以下のとおりであります。
IFRS移行日(2015年4月1日)
(単位:百万円)
レベル1 レベル2 レベル3 合計
金融資産
株式 115,456 - 5,482 120,938
その他 325 - 3,331 3,657
合計 115,781 - 8,814 124,596
前連結会計年度(2016年3月31日)
(単位:百万円)
レベル1 レベル2 レベル3 合計
金融資産
株式 106,103 - 4,871 110,975
その他 1,260 - 4,831 6,092
合計 107,364 - 9,703 117,067
当第1四半期連結会計期間(2016年6月30日)
(単位:百万円)
レベル1 レベル2 レベル3 合計
金融資産
株式 67,669 - 5,060 72,729
その他 1,321 - 7,099 8,421
合計 68,991 - 12,159 81,151
レベル間の重要な振替が行われた金融商品はありません。
②公正価値の測定方法 株式
上場株式については、取引所の価格によっており、公正価値ヒエラルキーレベル1に区分しております。 非上場株式については、割引将来キャッシュ・フローに基づく評価技法、類似会社の市場価格に基づく評価技 法、純資産価値に基づく評価技法、その他の評価技法を用いて算定しており、公正価値ヒエラルキーレベル3に 区分しております。非上場株式の公正価値測定にあたっては、割引率、評価倍率等の観察可能でないインプット を利用しており、必要に応じて一定の非流動性ディスカウント、非支配持分ディスカウントを加味しております。
③レベル3の調整表
以下の表は、前第1四半期連結累計期間(2015年6月30日に終了した3カ月間)におけるレベル3の金融商品 の変動を表示しております。
(単位:百万円)
株式 その他
2015年4月1日残高 5,482 3,331
取得 47 402
売却 △0 -
包括利益
四半期利益 - △223
その他の包括利益 1 -
2015年6月30日残高 5,531 3,510
2015年6月30日に保有する金融商品に関 して純損益に認識した利得又は損失
- △223
以下の表は、当第1四半期連結累計期間(2016年6月30日に終了した3カ月間)におけるレベル3の金融商品 の変動を表示しております。
(単位:百万円)
株式 その他
2016年4月1日残高 4,871 4,831
取得 215 3,259
売却 - △10
包括利益
四半期利益 - △981
その他の包括利益 △3 -
振替 △23 -
2016年6月30日残高 5,060 7,099
2016年6月30日に保有する金融商品に関 して純損益に認識した利得又は損失
- △981
④レベル3に分類される資産に関する定量的情報
レベル3の公正価値測定に用いられる評価技法は主に割引キャッシュ・フロー法であり、重要なインプット又は 重要な観測不能なインプットは主に割引率となっております。
⑤重要な観察可能でないインプットの変動に係る感応度分析
公正価値で測定するレベル3に分類される資産の公正価値のうち、インカムアプローチで評価される有価証券投 資の公正価値は、割引率の上昇(下落)により減少(増加)いたします。
レベル3に分類した金融商品について、観察可能でないインプットを合理的に考え得る代替的な仮定に変更した 場合に重要な公正価値の増減は見込まれておりません。
(2)償却原価で測定する金融商品
①公正価値
償却原価で測定する金融資産及び金融負債の公正価値は以下のとおりであります。
(単位:百万円) IFRS移行日
(2015年4月1日)
前連結会計年度末
(2016年3月31日)
当第1四半期連結会計期間
(2016年6月30日) 帳簿価額 公正価値 帳簿価額 公正価値 帳簿価額 公正価値 金融資産
営 業 債 権 及 び そ の 他 の 債 権
リ ー ス 債 権 及 び リ ー ス 投資資産
10,918 10,956 10,028 10,125 9,617 9,714 その他の金融資産
貸付金 6,378 6,388 7,418 7,447 6,286 6,314 金融負債
有利子負債
借入金 24,756 24,765 47,659 47,731 45,733 45,805 社債 22,229 22,242 27,963 28,013 27,821 27,871
(注)1.貸付金、借入金及び社債は、1年内回収(返済及び償還)予定の残高を含んでおります。
2.短期の金融資産、短期の金融負債は、公正価値と帳簿価格とが近似しているため、上記には含めておりま せん。
②公正価値の測定方法
リース債権及びリース投資資産、貸付金
リース債権及びリース投資資産、貸付金については、その将来キャッシュ・フローを国債の利回り等適切な指 標に信用スプレッドを上乗せした利率で割り引く方法により算定しております。
借入金
借入金については、元利金の合計を、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引く方法により 算定しております。
社債
社債については、元利金の合計額を、当該社債の残存期間及び信用リスクを加味した利率で割り引く方法によ り算定しております。
7.事業セグメント
(1) 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締 役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、製品・サービス別の事業本部を置き、各事業本部は、取り扱う製品・サービスについて主に国 内における事業戦略を立案し、事業活動を展開しております。したがって、当社グループは、事業本部を基礎とし た製品・サービス別のセグメントから構成されており、「法人事業」、「SHOP事業」及び「保険事業」の3つを報告 セグメントとしております。
「法人事業」は、OA機器の販売、各種通信サービスの加入取次、法人向け移動通信サービスの提供及びその他法 人顧客向けサービスの提供を行っております。「SHOP事業」は、店舗にて携帯電話端末及び周辺機器等の販売を行 っております。「保険事業」は、「第三分野」保険を中心とした保険代理店事業を行っております。
(2) 報告セグメントごとの売上収益、利益又は損失、その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「注記3.重要な会計方針」における記載と概ね同一であ ります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部売上収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
前第1四半期連結累計期間(自 2015年4月1日至 2015年6月30日)
(単位:百万円) 報告セグメント
その他 合計
調整額
(注)
要約四半 期連結財 務諸表 計上額 法人事業
SHOP 事業
保険事業 計 売上収益
外 部 顧 客 へ の 売 上収益
63,689 35,455 7,077 106,221 7 106,228 - 106,228 セ グ メ ン ト 間 の
内 部 売 上 収 益 及 び振替高
336 500 20 858 - 858 △858 -
計 64,025 35,956 7,098 107,080 7 107,087 △858 106,228 セ グ メ ン ト 利 益 又
は損失(△)
7,395 2,387 407 10,190 △1 10,189 △1,498 8,690
金融収益 5,633
金融費用 379
持 分 法 に よ る 投 資 損益
72 そ の 他 の 営 業 外 損
益
△5
税引前四半期利益 14,011
(注) セグメント利益の調整額には、セグメント間取引消去及び各セグメントに配分していない全社費用が含まれ ております。